メディアにて、次亜塩素酸水の噴霧や洗口、手指消毒の安全性が疑問であると報道されました。当院では次亜塩素酸水の安全性を確認したうえで、院内で使用したり販売したりしておりましたが、報道後に一切中止して安全性を再確認いたしました。

正式な次亜塩素酸水は公的機関の試験によって安全性が確認されており、目に入ったり皮膚に着いたりしても、また噴霧でも人体に危険がないことを再確認しました。

そこで、今まで行ってきた次亜塩素酸水による空間除菌、洗口、手指消毒、清拭を再開いたします。

（一財）日本食品分析センターによる詳しい試験報告内容をご覧になりたい方は、当院受付にお声がけください。

こういった危険喚起報道がされた背景には、コロナ状況下で科学的知識の乏しいいかがわしい業者が、次亜塩素酸ナトリウムを薄めたり、何かの水溶液と次亜塩素酸水を混合したりと、人体に危険な薬剤を噴霧用として販売していた事実があるようです。

次亜塩素酸ナトリウム と次亜塩素酸水は全く別のものです。

次亜塩素酸ナトリウムは、強アルカリ性で殺菌力が強い反面、手に触れたり目に入ったりすると大変危険な薬剤です。

一方、次亜塩素酸水は中性に近い弱アルカリ性です（PH8.5）。また、当院で使用している濃度600ppmのものは、殺菌力を発揮したあとで食塩水に戻ってしまう、安全な電解水です。 当院の次亜塩素酸水 は報道されたような危険なものではありませんのでご安心ください。

たんぽぽ歯科クリニック
院長　小塚　一芳